漆工 綿引千絵の奮闘記
 
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2月散歩 パート3
散歩で見つけた、同じものがたくさん並ぶさま、連続文様、単純なリズムの繰り返しの写真を並べてみます。


何の木かわからないけれど、ユキヤナギ的な?
私は、(ありがちかと思うが)実際の植物もデザインでも、小さな丸が枝に点点点と並んで付いているのが大好き。
これも、蕾が、まだ冬なので丸く小さいのがいい。


こちらも固い小さな芽がたくさん付いていて惹かれたのだけど、写真に表現しきれなかった。


市役所の植え込みはへんてこなシルエットに刈られている。これが延々並ぶさまは、なんだか楽しい。


モクレンの蕾。本当はもっと蕾が小さくて固い時期の木の姿が、私には棟方志功か何かのイメージで好きなのだけど、今日行ったらもう膨らんでいた。
でもモコっとしたのが木いっぱいにあるのも、案外いいと思った。


笹も、生えているそのままの状態がすでに「パターン」だ。
もう少し文様っぽく撮れたらよかった。


これもわかりにくい写真になってしまったけれど、ハナミズキも花咲く前の蕾が面白い。


何という木だろう?庭木とか街路樹でもよく見る。
「可愛い実が付いたまま枯れてる木」として認識している。
そこを調べないのが私だなー。
地図と国語辞書は比較的すぐ調べるほうだと思うけれど。


これも何だろう?背の高い花だった。カサカサの花弁が綿を抱えたような感じで、可愛かった。その花自体を撮ればよかったけれど、
…でもシルエットが並んだ図のほうがもっと好きだ。


よく通る道にこんな可愛いタイルの貼り方を見つけた。
この間合いと色合い、オシャレ〜。
昔の左官屋さんのセンスだろうか。
今は、あまりに画一的なもの、マニュアルどおりのものが多いから、不規則なもの、人の意思が見える手作りのものに惹かれるんだなぁ。
のべ20年以上この辺を徘徊して、はじめて近所のこのタイルが目に付いたってことは、やっぱり今だからかもしれない。

一段上もまた違う貼り方で、いい感じにレトロな玄関前。


タイルが目に付いた同じ日、トイレを借りに市役所へ寄った時、あれっ!ここのレンガも素敵だ!と驚いた。
市役所だって、長年見てきた訳だけれど、正面は違う素材が使われ、その上みすぼらしいせいか、レンガに気付かなかった。
陶芸家のやきものの表情くらい素敵かも。

色の取り合わせも渋くてなかなか心地いい。

市役所の中もレンガの壁。
これだって、こんな雰囲気に白味がかった色調の名画、見たことありそうな…。
蛍光灯下だったので、うまく写せず残念。

今、普通のマンションやビルに、こういったレンガを貼ってるかなぁ?オリジナルなレンガを使うのは、やはり値の張るデザイナー建築になるのかも?

これから、もっと街のイカしたタイル・レンガを探してみよう♪

【2013.02.26 Tuesday 00:03】 author : chiewatabiki
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