散歩番外編:梅の咲くまで |
1月、カメラを新調したとき、たまたま初めに撮ったのが自宅の梅の枝だったので、咲くまで同じ枝を観察してみた。 こんなヒマなこと、休養中しかできないし。 1月20日 固い、まさに冬の蕾。小さくて、先がつんつん尖っている。 2月3日 ちょっと間が空いたら、ずいぶん丸みを帯びてきた。 2月10日 少しピンクの色がさしてきた。 同じ日の木全体はこんな感じ。 まだ蕾が小さな丸の頃は、枝にぷつぷつたくさん付いている姿が、地味だけどかわいい。 2月14日 うっすらだけれど、てっぺんから割れて花びらが見えそう。 2月17日 成長しているのだけれど、寒い頃だからゆっくりゆっくり。見た目の変化はわかりにくい。 2月20日 3日後にはずいぶんガクの赤みが強く見えて、割れ目も大きくなっていた。 2月23日 そのまた3日後、おお!変化している。白色が多くの蕾できらっとしている。 2月26日 さらに3日経ったら、一番先っぽの蕾も白が顔を見せた。 3月5日 1週間経ってしまった。2月末がとても暖かかったので、ついに開花! 違う角度から見ると、たしかに一輪咲いている。 ほかの蕾も早く開きたそうに、柔らかな白がきれい。 でも、後ろの紅梅はもう5分咲きほど。 この枝の上のほうも、2〜3分は開いている。 私が見続けた枝は、この木の一番遅い開花。 3月9日 開花から5〜6日で満開! 空気もゆるんで、春ですな〜。 でも実は、ここまで開いてしまうとあまり惹かれない。蕾の美しさがなつかしく思えたりして…。 まとめ! 今年は寒い冬だったので、開花は遅いほうなんだろう。 蕾のうちはゆっくり、でも、蕾が割れだしてからは本当に早かったんじゃないかな。急に暖かくなったから。 観察したからこその発見は特段なかったけれど、固い蕾がじっと冬を耐えながら、中で咲く準備をしている姿に、愛着は湧いた。 そして、ちょっぴり自分を重ね合わせて、今はゆっくり、そのうちまた羽ばたけるさ…と言い聞かせてみたりした。 本当は満開になってすぐアップしたかったけれど、PCが壊れて、データを取り出してもらうのに時間がかかったから出遅れて、もう桜まで咲いちゃった。 季節はずれになってごめんなさい。 |
【2013.03.20 Wednesday 02:24】 author : chiewatabiki
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