漆工 綿引千絵の奮闘記
 
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2月散歩 パート1
今月は、「その日したことはほぼ散歩だけ」という日が多かったので、写真もいっぱい。何度かに分けて投稿します。


関東の冬は申し訳ないくらいに連日突き抜ける青空で、からっ風は冷たいけれど、やっぱり冬の田んぼは気持ちいいなぁ。

1月も言ったけれど、枯れてるものは、どこかあったかくて好きだ。

これはネックレスみたいな草。

これは節がぷくっとしていて、ちょっとエキゾチック。

ほころんだガマの穂は、光が当たったらフワフワ感がきれいかなと、接写しようとしたけれど、そうでもなかったのでちょっと遠目に。

シソの穂みたいな草は、光が当たって可愛かった。


ある日は、自転車で田舎方面ばかり走った。
枯れた世界の中にも、もう春はたくさん見つかる。
オオイヌノフグリ。


サギは田んぼでよく見るのだけれど、カメラを構えるたびに遠くても警戒されて、撮れた試しがない。
そしたらこの日、道端の水路にアオサギがいて、結構近いし結構ずっと撮影したのに、まったく逃げる気配もない。近所の人が言うには、いつもこのサギはここにいるんだって。
すぐ後ろに車が通っても警戒心ゼロ。

お、何か捕ってる!

一瞬で捕った。虫かな、小魚かな。私は連写で撮った。


ひっそり奥まったところに静かなお寺がある。
山門横の石碑に、こんな獅子が付いている。
小さくても、この手のしぐさとか、表情、体つき、いい感じだ。
この地域にはまぁまぁ腕のいい石工がいた、と聞いたことがある。
対じゃないから阿吽の阿形ではないんだろうけれど、「あー」と口を開けている。
威嚇?煩悩を払う憤怒の「カーッ」?


この寺には、寺の中に稲荷堂があって、もちろん神式で、お堂の中には神鏡が置かれている。
神仏習合が当たり前だった日本のかたちがそのまま残っているみたいで、この寺好きなんだ。
明治に神仏を分けたとき、見逃された寺社も結構あるのかな?
天井画も素朴でよかった。


水ぬるむ。…というにはまだ早いのかな。
境内の外側を回るように、お寺の裏から湧き水が小川になって流れてくる。
これも神秘的な雰囲気で、この寺の好きなところ。


土手を歩いていた時、木が光っているように見えた。
コンデジでは見たとおりに写らないので、撮りたくてもあきらめることが多かったけれど、今は一眼!(エントリー機の中でも簡単なものですが。)
ま、実際はもっとキラキラきれいだったけれど、何となくこんな感じでした。


我が家の前は土手。かなり長い桜並木だ。夕方バージョン。
枝がトンネル状になっているのわかりますか?
春になったら花のトンネルになります。


母が庭で絹さや栽培中。
冬でも元気に育って、蔓がジャングル状態だったけれど、紐を張ったら、スクッと上に向いて伸び出した。
人間も、動くのは自分でも、何かしらのガイドがあるとスムーズに進めるってこと、あるよな。

【2013.02.23 Saturday 15:36】 author : chiewatabiki
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