1月散歩(ご無沙汰しました) |
体調のことでいろいろツケが来て、今年休養させていただくことになった。お待ちいただいていたお客様、店舗様には大変なご迷惑をお掛けしてしまった。心からお詫びして、ゆっくりした生活に入らせていただいた。 作業から離れた頃、庭の梅はまだこんな感じ。 開花するまで撮っていくので、「2月散歩」アップするのを待っていてください! 仕事したい。 でも、 しょうがないな。 体は正直なもので、本当に休みたいだけ休んでいる感じの、私の身体。 休みたい。これが本音だったんだな。 無視し続けて、ごめん。 体調管理ができた上で仕事するのがプロなのに、みなさま申し訳ありませんでした。 銀杏のてっぺんを独り占めしている鳥たち、いいのぉ。 人間もそこまでは行けないから、安心して羽を伸ばしてくれ! なるべく毎日散歩するようになった。 というより、自然と散歩したくなる。 頭の中の悶々としたものも整理されるし。 冬の枯れた色彩の中を歩くのは、なんだかほっとする。 冬だなぁ。葉っぱも花もない、枝だけの木。 影も枝だけ。箒みたいで思わず撮影。 あれっ? 枝だけの殺風景な(それが好きなのだけど)木々が並ぶ中、 黄色く光るものがちらちらと目に入ってきた。 あ、蝋梅だ!もう咲いているんじゃないかー(昨秋以来、独り言が「孤独のグルメ」口調になっちゃう。)。 仕事部屋に籠りきっていたけど、季節は私と関係なく、当然着々と進むんだなぁ。 蝋梅の黄色はいいなぁ。 蝋梅は半透明だから、陽が射すと本当に光る。 このくらいの開き具合、かわいくて好きだな。 田も林も枯れ色なのだけど、緑鮮やかな木も結構ある。 さらに陽に照らされたこの木は、なんだか夏みたい。 小指の先ほどの実がはじけている。 形も色も可愛いじゃないか(これも五郎口調)。 実の形はいろんなタイプがあるらしく、大きいのは4つにはぜるらしい。中から実が落ちるんだな。 実もオレンジ色で鮮やか。 冬らしい実もあった。 何の実? ユリの実でもないよなぁ。 カラカラと音を立てそうなのに、強風が吹いても揺れてぶつかり合ったりしない。 おぉ、さすがに強そうな実だ。 これにそのまま漆塗れるんじゃないか? そしたらアフリカンな装飾品っぽくなりそうだ。 人様の敷地なのでもちろん失敬はしなかったけれど、 今度べつの場所で見つけたら、そりゃ拾うだろうね。 うちには、いつか使おうと拾った実や木の皮がゴミのように転がっています。 お、枝垂れ梅。これも咲くのが楽しみだ。 何で写したかというと、枝が平行に垂れていて、 小枝が水平にぴっぴっ出ていて、面白かったから。 あみだくじみたいで。 この町にそのうちバイパスが通るとかで、確保された予定地が 最近ではだいぶ多くなった。なので、散歩すると空き地がたくさんある訳だ。 今は点で結ばれている空き地だけれど、じきに線となって、 そのまま、そこが騒々しい道になるのだろう。 その空き地の端っこに、打ち捨てられたみたいな祠を見つけた。 お参りしたいけれど、参道さえもなくなって金網に囲まれているので、 空き地に無断侵入して、お参りさせてもらった。 お稲荷様だった。 この神様、まさかバイパスに弾き飛ばされて無くならないよね。 その辺は日本人はちゃんとしているので、少しずらしても、また 祀り直すんだろう。 無くなるなんて、地元の人がゆるさないよね。 最後は、足場がなくて斜めに写ってしまったけれど、 前にお顔は掲載したことある、狛犬さん。 この丸い背中が、なんか、「肩ひじ張らずに、のんびりでいいんだよ」的な雰囲気を出してくれていたので、ありがたく思ってしまった。 ホントの最後に、おまけ。 えっ? 千歯こきオンリーの展覧会?? 「千歯こき」という単語、久しぶりだなぁ。 でも、このポスターよくないですか? このデザインに掴まれて、「見たい!」といざなわれた。 気持ちだけですが。 このコピーだっていいじゃないですか。 「仕事がはかどるギザギザ農具」を知りたくなっちゃいます。 |
【2013.02.09 Saturday 21:09】 author : chiewatabiki
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