漆工 綿引千絵の奮闘記
 
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春散歩
この春、毎月の散歩写真をアップできなかったので、まとめて少し、「春散歩」。


前も言ったかもしれないのでしつこいけれど、花の満開状態よりも、蕾の姿を美しいと思う。
 
これも、花が開いたらきれいなのだろうけれど、蕾が並んでいる感じが好きだ。
蕾は、当たり前だが、開く前なので、先が尖って膨らみが豊かで、エネルギーを蓄えた形をしている。
生命の状態と形状がマッチして、美しく見える。

この花だって、
蕾の、エネルギーを湛えたこの形状と色がなかったら、つまらない花だ!
あ、蜂!蜂は蕾には来ないね。花だね。


春爛漫な花の季節に、人知れず開くモミジの花。
地味な花。でもかわいい。
花の右上に、さりげなくプロペラ。


この花は幼少時代を思い起こさせてくれる。
私たちの頃は、幼少期、女の子は綿のブラウス+プリーツの吊りスカートみたいな服装が多かった。
そういう服で幼稚園に通っていた。
その頃の、綿のブラウスやワンピースの胸元に並んでいたような花柄。
木綿の絞りの花模様みたい。
同年代以上の年齢の方にうなずいていただけるかどうか?


地主さんからレンタル中止を宣告された母の家庭菜園。
今ではモト畑。
野菜は育ってないが、半自生となったヤマイモが春になって
勢いよく伸び盛っている。
よしよし!
この春からは、自宅の庭がプチ家庭菜園になったので、
そのうち野菜の観察日記でもしようか。


5月、関西へ。
京都、レンタサイクルで行く道を急ぐ途中、
東山あたりで横目にぱっと飛び込んできた狛犬アリ。
だってこのヘンな笑顔だもの。
神社の由縁や祀られている神様の説明も読まないまま、とりあえずお参りした。

この狛犬のハッピーなお顔にあやかりたい一心で。


その後、念願の河井寛次郎記念館でひとときを過ごす。
奇妙な陶や木彫や金工の生き物に見つめられ、
お世辞にも落ち着きはしないけれど、
空間は不思議としっくりきて、面白かった。
このテーブルに使われている木は一木らしいけれど、
幹なのか、根ってことないか…、切株でもないか(?)…
そうなると相当な大木から採られた材なのか…。
木と陶のことにもう少し詳しければ、河井寛次郎の持ち物をもっと堪能できたはず。


そのあと、伏見で人に会う用があったので、何とか時間を取って伏見稲荷神社に寄る。
境内では、私が水銀朱の勉強会がらみで高ぶっていたからなのか、参拝すると息苦しくなって、独特の気に支配される。
だから、恐れのあまり、撮影はできない気がして、しないでおいた。
水銀鉱脈の名残かわからないけれど、赤いヘンな土が顔を見せていて、思わずほんのわずかの欠片を頂戴する。
お稲荷さん、ごめんなさい。
調べるつもりもないけれど、その欠片を辰砂だと思い込んでおく(その時読んでいた本の影響)。


大阪、京都、伏見、…時間が短すぎて、地図の地名を見ているだけでも、あと数百カ所は見て歩きたいと思った。
関西!待っとけよー、これから何度でも行くからなー!
各地の地酒飲んでやるから!!


【2011.06.05 Sunday 00:01】 author : chiewatabiki
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