漆工 綿引千絵の奮闘記
 
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ミニ展示終わりました
おととい、無事に浦和「楽風」での展示が終わりました。
自分としては収穫も反省もたくさんありますが、会期のほとんどがよい天気に恵まれ、桜の咲き初めから散るまでを共にできて幸せでした。悲しみや不安の中で、少しでも癒されるひと時を過ごしていただけたのなら、私もうれしく思います。 


私が今回すごく思ったのは、常連さんも初めて来る方も、みなさん楽風が大好きなんだなぁ、楽しそうに過ごしておられるなぁということです。
私も、楽風と浦和が大好きになりました。
浦和の街自体が、宿場町らしく古い建物や老舗、昔からの路地、寺と神社を多く残していて、何よりそれにグーーーッと心を掴まれました。旧中山道に面している楽風をはじめ、街には文化の香り漂う店や施設が多いですよね。庶民的だけれど落ち着いて、安心するようないい街ですね。
そしてこの楽風の建物。楽風が心地よいのは単に木のあたたかみというのでなく、築120年という重さ、大きさ、大らかさから来ているに違いありません。
それから、なんといっても、楽風のオーナーとスタッフさんの飾らなさ、親切で丁寧なところ、「こうでなければ」という気難しさのまったくないところ、それがお店のなんともいえない雰囲気を作っています。私ぬりもの達も、居心地良く店に置かせてもらっていて、幸せに思いました。

楽風や浦和の風景、浦和の歴史や豆知識について、面白く知的に書かれたブログがありますので、ご紹介させてください。
Days of Books, Films & Jazz (この中の「浦和ご近所探索」というカテゴリー)


今回の出品物、楽しんでいただけましたでしょうか?

コンニャクはしおき

気軽に親しんでいただけそうな物を中心に新作をご用意したのですが、そちらはそれほど注目は集まらなかったようで、それが反省点でもあります。逆に、輪島塗の椀だったり、アクセサリーでも少し手間をかけた物がとくに需要があり、大変勉強になりました。
みなさまどうもありがとうございました。


以下、おもに義援金にご協力くださったみなさまへ、ご報告とご質問があります。
細々とした私の漆器業なので大きな支援はできませんが、おかげさまで多くの方にご賛同いただけましたので、売上金の5%を寄付できそうです。

そこで、送る先が問題となります。
うるし樹液の産地自体は津波被害は受けておらず、仕事はできている模様です。沿岸部を中心にあれだけの被害が出ている以上、私もですが、恐らくみなさまも、被災者ご本人たちに届く義援金を望んでおられるかと考えます。ですので、今回のこの時期は、特に漆文化振興事業に対してでなく、被災者へ向けて送ることにいたしました。

それで、お金はどこに送ればよいのか、迷っています。もしお詳しい方がいらしたら、ご意見いただけないでしょうか?
現在、候補にしている送り先は、漆の産地がある「岩手県」と「茨城県」です。
私の調べが間違っていなければ、被災者にお金を渡したい場合、赤十字、県や市町村、NGOなどの団体、どこに送っても、本当の"直接"寄付というのは無く、分配委員会に一括されてから被災者に渡ることでは、同じプロセスを経るそうですね。ただ、大きな組織だと経費を差し引かれるなど、いろいろのことが言われているので赤十字はとりあえず避け(個人では赤十字にもすでに送りましたが)、復興の主体となる行政=「県」に送ってみようかと思っております。
もしよい情報がありましたら、どなたか教えてください。よろしくお願いいたします。

柿の若葉と八重桜

最後に、今後の出展はこのように予定しております。↓
またみなさまにお会いできますように。

※5月8日の「品川てづくり市」は地震の影響により中止となりました。

・5月18,19日 「風水土のしつらい展」大阪 大丸梅田店

・5月26〜29日 グループ展 東京・高円寺 den mitsumame

・11月17〜22日 個展 埼玉・志木 ギャラリーSpace M



【2011.04.17 Sunday 23:55】 author : chiewatabiki
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