漆工 綿引千絵の奮闘記
 
サクラ散歩
今年は散歩ばかりしているので、桜も満喫できた。こんなに桜を見たのは人生初めてかもしれないな。
年を重ねるにつれ、ソメイヨシノより原種っぽいものや山桜、一重より八重が、趣あるように見えてきたから不思議だ。

花見開始は、暖かくて少し春霞っぽかった、3月22日。
その数日前から咲き始めたみたい。
ほら、三分咲きほどになっている。

同じ日、もう満開に近い桜があった。
色が濃くて、青空に映えていた。名前がわかればなぁ。
中心の赤が効いているよなぁ。


これは桜ではないかも。桃?梅?
これもソメイヨシノより早い開花だった模様。
蕾がまんまるで愛らしい。


翌23日。
あれっ?ソメイヨシノが一気に六分咲きほどになっている。
前日に見た場所とは若干気温などが違うのだろう。
このくらい開くと、遠目にも桜色がわかって、花見気分になる。
少し肌寒い中、土手には人がいっぱいだった!


ピンク系でなくて白い桜、大好きだ。
しべの黄色と葉の黄緑で、すっきりしている。甘くないのがいい。
ボーイッシュなのに凛ときれいな女子、という感じ。


28日。
こちらは思い切り甘い、ソメイヨシノの満開。
甘いのもやっぱりいい。うっとりする。

並木はこんな感じに、木漏れ日と影と白い花のアーチで美しい。
自然に気分もほわーっとしてきた。


自転車で少し行ったところに、キャンパスの桜が有名な跡見女子大学がある。
共学の大学出身の私は、わー乙女の園!と、何となく場違いでくすぐったい感じだったが、桜は本当に見事。
種類が多くて、名前が記されているので、楽しめる。近所の方、おすすめです!

サトザクラの一種で、たぶん「駒繋ぎ(コマツナギ)」という品種。
枝が長く垂れていて、その先にぽっぽっと花の房みたいに咲いている。
色は白い。離れて見ても、枝と花のリズムが美しい。


これはたぶん、エドヒガンの「八重紅枝垂(ヤエベニシダレ)」。
こういう山桜らしいのを見ると、昔の人と同じ美意識で愛でている気がして、これが日本だよなという気分になる。最近はこれの美しさがわかるようになった!


先日訪れた「小石川植物園」にも多種多様な桜が。
やはり八重に惹かれた。
豊かな花びら。
風が強くて枝がじっとしていてくれなかったから、ちょっとイマイチな構図だが。


4月1日。
あぁ、長くもってくれた桜よ、散りゆく桜よ、散る様も美しい桜よ、さようなら!
【2013.04.03 Wednesday 00:53】 author : chiewatabiki
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3月散歩
3月は花三昧。相変わらず作業復帰できておらず、一人で自然の中にいることが癒された。
地元散歩に加えて、鎌倉、小石川植物園にも出かけて歩きまくった。

厳密には2月最終日だけれど、今日から春!みたいな日に鎌倉へ散歩しに行った。
みなさまはとうにご存じなのだろうか?
鶴岡八幡宮の狛犬って、えー!!こんなエキゾチック?
この表情、シーサーかと思った。

カーリーなたてがみ…

尻尾だってこんなにおしゃれ。

鎌倉にもありました。いい感じのお稲荷さん。佐助稲荷。
おととし京都の伏見稲荷にお参りしてからお稲荷さんは気になる存在で、あちこちで見つけては寄っている。稲荷神社は何となくアヤシイ…。
伏見には敵わないが、やはりおびただしい数の狐が祀られていた。これは参道の一番手前にある、一番小さな狐。結構古そう。


海蔵寺の梅は、お椀のような深さのある形。
私も梅形のような器を作っているから、やわらかい曲線で作られる深さ、花びらのふくらみは、覚えておいてヒントにしようと思った。

便乗してアピール。こんな小皿・小鉢を作っています。


この後、PCが壊れたことや雑用であちこち出歩くことが多く、散歩はしばらくしなかった。
気づけば桜が咲いてしまった。桜の写真は次の投稿でまとめて!


花に比べれば地味だけれど、観察が面白いのは新芽が出る時の形。
これはクルミの木。
遠くから木を眺めると、全体につんつん棘が付いているみたい。

そして、今年も芽が出た!私が一番好きな草、センニンソウ。
花も好きだけれど、芽吹きはじめの姿は可愛らしい。
四兄弟が手を広げてゆらゆら踊っている!

も一つセンニンソウ。
これは、バンザイしたまま腰を横に曲げてストレッチ、の図?

蔓植物にも新しい小さな葉が生まれていた。
曇りの日だったから、よけい黄緑色が目立って見えた。


最近思うのが、建物やほかの木に邪魔されず、伸びたいだけ枝を伸ばした樹のシルエットは、何ともおおらかで、見ていて心地いいものだなぁ、ということ。
花が終わりかけのモクレン。いや、コブシだったか…?
花が無くなったって、幹と枝の姿だけでキミはかっこいい!


ここから花リレー。
ボケ。 
サーモンピンクが濃淡になっているボケ、本当に可愛らしかった。赤と一緒に植わっていたから、とても華やか。

ご近所さんの姫リンゴ。

これは何という花?
おもちゃの「吹き戻し」のように、巻かれた状態からピローンと伸びて咲く花らしい。

八重の梅?
ピンクと白がランダムに混ざっている洋服生地のよう。


このまま小石川植物園の花にリレー。

花と新芽が大好きなアケビ。ここのは格別にかわいかった。

星みたいな花のついた薬草(?)。
枝を折って、可愛い少女の髪にカチューシャみたいに飾ってあげたいな。

さすが植物園。温室で蘭に会えた。
出身はインドネシアだったかな?

もうツツジも何種類も見頃になっていた。
これは指先ほどの小さな小さな花。

小石川植物園の木々も、広大な土地で伸びたいだけ伸びられるから、本当に姿がよいものが多かった。
幹に抱き付きたくなるような、大きなクスノキ。

今度は小さな芽。イチョウの芽は無条件にかわいい。

小石川植物園は昔の地形や施設が多く残っているから、園内にお稲荷さんが二つある。太郎稲荷と次郎稲荷。
こんないい顔で、お花を載せて、迎えてくれた。

手のしぐさが自然で生きているみたい。
近所の犬の友達に接しているみたいな。

小石川はこれで終わり。


石像つながりで、地元で発見した狛犬。
吽形。
いい顔だ。

阿形。
鼻が欠けて無くなってしまっているのが残念だけれど、本当にいい顔。

後ろ姿は…
たてがみや尻尾はリアルな立体ではないのに、動きがあって生き生きした形だ。
これだけ狛犬を求めて近所を歩いているのに、まだ新しい出会いってあるんだなぁ。うれしい。それだけ信仰が息づいていた(いる)証拠。

おや、こんな狛犬も?
いえいえ、地元の土手で花見をしていたフェレット2匹。



最後は、雑木林で見つけたドングリ。
あぁ、春は再生の季節なんだなぁと実感。
秋に実が落ちるときだけドングリを意識していたけれど、冬じっとして、春になったらパカッと割れて、こんなふうに土の上に触れて、間もなく芽が出て根を伸ばすのだろう。
そうやって廻っているのか、と妙に感動した。
今年はいい春だ。

【2013.04.02 Tuesday 00:13】 author : chiewatabiki
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散歩番外編:梅の咲くまで
1月、カメラを新調したとき、たまたま初めに撮ったのが自宅の梅の枝だったので、咲くまで同じ枝を観察してみた。
こんなヒマなこと、休養中しかできないし。

1月20日
固い、まさに冬の蕾。小さくて、先がつんつん尖っている。


2月3日
ちょっと間が空いたら、ずいぶん丸みを帯びてきた。


2月10日
少しピンクの色がさしてきた。

同じ日の木全体はこんな感じ。
まだ蕾が小さな丸の頃は、枝にぷつぷつたくさん付いている姿が、地味だけどかわいい。


2月14日
うっすらだけれど、てっぺんから割れて花びらが見えそう。


2月17日
成長しているのだけれど、寒い頃だからゆっくりゆっくり。見た目の変化はわかりにくい。


2月20日
3日後にはずいぶんガクの赤みが強く見えて、割れ目も大きくなっていた。


2月23日
そのまた3日後、おお!変化している。白色が多くの蕾できらっとしている。


2月26日
さらに3日経ったら、一番先っぽの蕾も白が顔を見せた。


3月5日
1週間経ってしまった。2月末がとても暖かかったので、ついに開花!

違う角度から見ると、たしかに一輪咲いている。
ほかの蕾も早く開きたそうに、柔らかな白がきれい。
でも、後ろの紅梅はもう5分咲きほど。

この枝の上のほうも、2〜3分は開いている。
私が見続けた枝は、この木の一番遅い開花。


3月9日
開花から5〜6日で満開!

空気もゆるんで、春ですな〜。
でも実は、ここまで開いてしまうとあまり惹かれない。蕾の美しさがなつかしく思えたりして…。


まとめ!
今年は寒い冬だったので、開花は遅いほうなんだろう。
蕾のうちはゆっくり、でも、蕾が割れだしてからは本当に早かったんじゃないかな。急に暖かくなったから。

観察したからこその発見は特段なかったけれど、固い蕾がじっと冬を耐えながら、中で咲く準備をしている姿に、愛着は湧いた。
そして、ちょっぴり自分を重ね合わせて、今はゆっくり、そのうちまた羽ばたけるさ…と言い聞かせてみたりした。



本当は満開になってすぐアップしたかったけれど、PCが壊れて、データを取り出してもらうのに時間がかかったから出遅れて、もう桜まで咲いちゃった。
季節はずれになってごめんなさい。



【2013.03.20 Wednesday 02:24】 author : chiewatabiki
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2月散歩 パート3
散歩で見つけた、同じものがたくさん並ぶさま、連続文様、単純なリズムの繰り返しの写真を並べてみます。


何の木かわからないけれど、ユキヤナギ的な?
私は、(ありがちかと思うが)実際の植物もデザインでも、小さな丸が枝に点点点と並んで付いているのが大好き。
これも、蕾が、まだ冬なので丸く小さいのがいい。


こちらも固い小さな芽がたくさん付いていて惹かれたのだけど、写真に表現しきれなかった。


市役所の植え込みはへんてこなシルエットに刈られている。これが延々並ぶさまは、なんだか楽しい。


モクレンの蕾。本当はもっと蕾が小さくて固い時期の木の姿が、私には棟方志功か何かのイメージで好きなのだけど、今日行ったらもう膨らんでいた。
でもモコっとしたのが木いっぱいにあるのも、案外いいと思った。


笹も、生えているそのままの状態がすでに「パターン」だ。
もう少し文様っぽく撮れたらよかった。


これもわかりにくい写真になってしまったけれど、ハナミズキも花咲く前の蕾が面白い。


何という木だろう?庭木とか街路樹でもよく見る。
「可愛い実が付いたまま枯れてる木」として認識している。
そこを調べないのが私だなー。
地図と国語辞書は比較的すぐ調べるほうだと思うけれど。


これも何だろう?背の高い花だった。カサカサの花弁が綿を抱えたような感じで、可愛かった。その花自体を撮ればよかったけれど、
…でもシルエットが並んだ図のほうがもっと好きだ。


よく通る道にこんな可愛いタイルの貼り方を見つけた。
この間合いと色合い、オシャレ〜。
昔の左官屋さんのセンスだろうか。
今は、あまりに画一的なもの、マニュアルどおりのものが多いから、不規則なもの、人の意思が見える手作りのものに惹かれるんだなぁ。
のべ20年以上この辺を徘徊して、はじめて近所のこのタイルが目に付いたってことは、やっぱり今だからかもしれない。

一段上もまた違う貼り方で、いい感じにレトロな玄関前。


タイルが目に付いた同じ日、トイレを借りに市役所へ寄った時、あれっ!ここのレンガも素敵だ!と驚いた。
市役所だって、長年見てきた訳だけれど、正面は違う素材が使われ、その上みすぼらしいせいか、レンガに気付かなかった。
陶芸家のやきものの表情くらい素敵かも。

色の取り合わせも渋くてなかなか心地いい。

市役所の中もレンガの壁。
これだって、こんな雰囲気に白味がかった色調の名画、見たことありそうな…。
蛍光灯下だったので、うまく写せず残念。

今、普通のマンションやビルに、こういったレンガを貼ってるかなぁ?オリジナルなレンガを使うのは、やはり値の張るデザイナー建築になるのかも?

これから、もっと街のイカしたタイル・レンガを探してみよう♪

【2013.02.26 Tuesday 00:03】 author : chiewatabiki
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2月散歩 パート2
今日は、目玉の写真、先に出しちゃおう。

今月はちょっとした遠出散歩もしたので、初めての寺や神社にいくつも遭った。
狛犬にもいろいろ出会った。

じゃーん!感動の狛犬さん。
 
この素敵な笑顔!とても“いい人”に会っていると錯覚するほどでした。
狛犬がこんな豊かな表情でいいのか!
かわいい系狛犬ですね。

足が太い感じ、全体にまるい感じは、生後3か月くらいのムクムクな子犬っぽくもあり、なお可愛かった。
くやしいのは、この神社、うちの氏神様である氷川神社から分祀されたお社だったこと。
うちのほうのは狛犬はいないし、本殿もお稲荷さんも元祖のほうがショボい。
こっちは立派で、古いものが残っていて、いい神社だなぁと感じる境内でした。

武蔵国の一の宮が氷川神社(さいたま市、大宮)だけあって、この辺は氷川神社が多い。「〜の氷川さま」と呼び分けるほど、徒歩圏内でも5個以上ある。


これも我が氏神様ではない、別の氷川神社。
いや、氷川神社から撮った隣の寺。の護摩堂。
それなりに歴史ある寺だから残ってくれているだけでいいのだけど、漆をやってる人間としては、このペンキの朱塗りがイタイなぁ。とってもテカテカしているんだもの。
郊外の雑貨屋さんが白壁とペンキ塗りの赤い柱の一軒家だったら、素敵そう♪と入りたくなるかもしれないけれど。


氷川神社では枝垂れ梅が咲き始めていた。一輪だけ西日を浴びて。


川原で、一面枯れ草の中から、赤い実がぽちぽちぽちと目に入った。
ファッション的言い回しだと、薄茶やベージュの地色にマッチして、いい挿し色になっています、といったところか。


ある家の前に、いまどき珍しいストーブが。
この椅子に座るのは、着古したジャンパーかナイロンヤッケを着たおじいさんであってほしい、と勝手な願望を抱いてしまう。
猫が、実は3匹写っています。猫も撮っていたら、結局最後は10匹くらい出てきました。1匹がお母さん、残りは全部兄弟、だそうです。おうちの方が教えてくれた。


久しぶりに都会、池袋へ。
友人・知人が出展している「JCCクラフト見本市」を見に行った。
都会といっても駅前の喧騒は素通りし、静かな住宅街に入る。
路地みっけ。遠回りして路地をさまよおう。
まだ続く。
ほんとに細くて長ーいなぁ。

路地を抜けると、ちょうど朝日を浴びそうな道端で、枝垂れ梅がそろそろ咲きそうだった。
蕾は色がビビッドだ。


「見本市」の会場はフランク・ロイド・ライト設計の自由学園「明日館」。
でも失敗してマクロレンズを付けてきちゃった。目一杯離れても寄った画になってしまった。

館内を歩いても、そこここにF.ライトらしいモチーフが繰り返し出てくる。
電灯やホール、窓枠、椅子一つもよかったのだけど、人混みの狭い空間でマクロレンズは、やっぱりうまくいかなかった。


2駅先のクリニックには、なるべく自転車で行っている。
30分で行けるし、自転車のほうが気楽で楽しい。
そしたら、隣町でまたも氷川神社に出くわした。
鎮守の森はなく、広場の正面に大樹が一本だけ立っていた。
結構大木でしょう。
ちょうど同じように木を見上げていた人がいたので、何の木か尋ねたらコブシだった。

木全体にこんな芽が吹きはじめていて、光の角度によってキラっと輝いていた。

でも、ここの氷川さまの狛犬は、どうなんだろう〜。
表情はちょっとコワ面白い感じだけれど、彫りが大雑把…?
尻尾がダラっとしちゃって、毛先はボロくなった竹ぼうきみたい。手の踏ん張り方や胴の姿勢も、そんなに自然じゃないような…。
ま、そんなぎこちない狛犬に会うのも楽しいですが。


まんさくの花というと、私はもっぱらお酒のほうが思い浮かんでしまいますが、意外にも近くの土手に咲いていました。たぶん毎冬通っていたのに、気付かなかったなぁ。
きれいで、色は鮮やかでも派手でない、上品だけど気取っていない花。
んー、そんなところも酒の「まんさくの花」とイメージが重なるかも。


歩いていたらまた日が暮れちゃった。
振り返ったら、木の間から月が昇ってきていた。


冬の観察、早春の観察、あぁ忙しいと思っていたら、庭の足元には牡丹がたくさん芽を出して、着々と春の準備が進んでいた。
頭上の梅もまだ開いていないのに、桜のまたその後の牡丹がねぇ。暖かくなっても起きられない、なんてこともなく、自然は本当にしっかりしているよ。尊敬尊敬。

【2013.02.24 Sunday 21:46】 author : chiewatabiki
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2月散歩 パート1
今月は、「その日したことはほぼ散歩だけ」という日が多かったので、写真もいっぱい。何度かに分けて投稿します。


関東の冬は申し訳ないくらいに連日突き抜ける青空で、からっ風は冷たいけれど、やっぱり冬の田んぼは気持ちいいなぁ。

1月も言ったけれど、枯れてるものは、どこかあったかくて好きだ。

これはネックレスみたいな草。

これは節がぷくっとしていて、ちょっとエキゾチック。

ほころんだガマの穂は、光が当たったらフワフワ感がきれいかなと、接写しようとしたけれど、そうでもなかったのでちょっと遠目に。

シソの穂みたいな草は、光が当たって可愛かった。


ある日は、自転車で田舎方面ばかり走った。
枯れた世界の中にも、もう春はたくさん見つかる。
オオイヌノフグリ。


サギは田んぼでよく見るのだけれど、カメラを構えるたびに遠くても警戒されて、撮れた試しがない。
そしたらこの日、道端の水路にアオサギがいて、結構近いし結構ずっと撮影したのに、まったく逃げる気配もない。近所の人が言うには、いつもこのサギはここにいるんだって。
すぐ後ろに車が通っても警戒心ゼロ。

お、何か捕ってる!

一瞬で捕った。虫かな、小魚かな。私は連写で撮った。


ひっそり奥まったところに静かなお寺がある。
山門横の石碑に、こんな獅子が付いている。
小さくても、この手のしぐさとか、表情、体つき、いい感じだ。
この地域にはまぁまぁ腕のいい石工がいた、と聞いたことがある。
対じゃないから阿吽の阿形ではないんだろうけれど、「あー」と口を開けている。
威嚇?煩悩を払う憤怒の「カーッ」?


この寺には、寺の中に稲荷堂があって、もちろん神式で、お堂の中には神鏡が置かれている。
神仏習合が当たり前だった日本のかたちがそのまま残っているみたいで、この寺好きなんだ。
明治に神仏を分けたとき、見逃された寺社も結構あるのかな?
天井画も素朴でよかった。


水ぬるむ。…というにはまだ早いのかな。
境内の外側を回るように、お寺の裏から湧き水が小川になって流れてくる。
これも神秘的な雰囲気で、この寺の好きなところ。


土手を歩いていた時、木が光っているように見えた。
コンデジでは見たとおりに写らないので、撮りたくてもあきらめることが多かったけれど、今は一眼!(エントリー機の中でも簡単なものですが。)
ま、実際はもっとキラキラきれいだったけれど、何となくこんな感じでした。


我が家の前は土手。かなり長い桜並木だ。夕方バージョン。
枝がトンネル状になっているのわかりますか?
春になったら花のトンネルになります。


母が庭で絹さや栽培中。
冬でも元気に育って、蔓がジャングル状態だったけれど、紐を張ったら、スクッと上に向いて伸び出した。
人間も、動くのは自分でも、何かしらのガイドがあるとスムーズに進めるってこと、あるよな。

【2013.02.23 Saturday 15:36】 author : chiewatabiki
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1月散歩(ご無沙汰しました)
体調のことでいろいろツケが来て、今年休養させていただくことになった。お待ちいただいていたお客様、店舗様には大変なご迷惑をお掛けしてしまった。心からお詫びして、ゆっくりした生活に入らせていただいた。

作業から離れた頃、庭の梅はまだこんな感じ。
開花するまで撮っていくので、「2月散歩」アップするのを待っていてください!


仕事したい。
でも、
しょうがないな。
体は正直なもので、本当に休みたいだけ休んでいる感じの、私の身体。

休みたい。これが本音だったんだな。
無視し続けて、ごめん。

体調管理ができた上で仕事するのがプロなのに、みなさま申し訳ありませんでした。



銀杏のてっぺんを独り占めしている鳥たち、いいのぉ。
人間もそこまでは行けないから、安心して羽を伸ばしてくれ!


なるべく毎日散歩するようになった。
というより、自然と散歩したくなる。
頭の中の悶々としたものも整理されるし。
冬の枯れた色彩の中を歩くのは、なんだかほっとする。


冬だなぁ。葉っぱも花もない、枝だけの木。
影も枝だけ。箒みたいで思わず撮影。


あれっ?
枝だけの殺風景な(それが好きなのだけど)木々が並ぶ中、
黄色く光るものがちらちらと目に入ってきた。
あ、蝋梅だ!もう咲いているんじゃないかー(昨秋以来、独り言が「孤独のグルメ」口調になっちゃう。)。
仕事部屋に籠りきっていたけど、季節は私と関係なく、当然着々と進むんだなぁ。

蝋梅の黄色はいいなぁ。

蝋梅は半透明だから、陽が射すと本当に光る。
このくらいの開き具合、かわいくて好きだな。


田も林も枯れ色なのだけど、緑鮮やかな木も結構ある。
さらに陽に照らされたこの木は、なんだか夏みたい。
小指の先ほどの実がはじけている。
形も色も可愛いじゃないか(これも五郎口調)。

実の形はいろんなタイプがあるらしく、大きいのは4つにはぜるらしい。中から実が落ちるんだな。
実もオレンジ色で鮮やか。


冬らしい実もあった。
何の実?
ユリの実でもないよなぁ。
カラカラと音を立てそうなのに、強風が吹いても揺れてぶつかり合ったりしない。

おぉ、さすがに強そうな実だ。
これにそのまま漆塗れるんじゃないか?
そしたらアフリカンな装飾品っぽくなりそうだ。
人様の敷地なのでもちろん失敬はしなかったけれど、
今度べつの場所で見つけたら、そりゃ拾うだろうね。
うちには、いつか使おうと拾った実や木の皮がゴミのように転がっています。


お、枝垂れ梅。これも咲くのが楽しみだ。
何で写したかというと、枝が平行に垂れていて、
小枝が水平にぴっぴっ出ていて、面白かったから。
あみだくじみたいで。


この町にそのうちバイパスが通るとかで、確保された予定地が
最近ではだいぶ多くなった。なので、散歩すると空き地がたくさんある訳だ。
今は点で結ばれている空き地だけれど、じきに線となって、
そのまま、そこが騒々しい道になるのだろう。
その空き地の端っこに、打ち捨てられたみたいな祠を見つけた。
お参りしたいけれど、参道さえもなくなって金網に囲まれているので、
空き地に無断侵入して、お参りさせてもらった。
お稲荷様だった。

この神様、まさかバイパスに弾き飛ばされて無くならないよね。
その辺は日本人はちゃんとしているので、少しずらしても、また
祀り直すんだろう。 
無くなるなんて、地元の人がゆるさないよね。


最後は、足場がなくて斜めに写ってしまったけれど、
前にお顔は掲載したことある、狛犬さん。
この丸い背中が、なんか、「肩ひじ張らずに、のんびりでいいんだよ」的な雰囲気を出してくれていたので、ありがたく思ってしまった。


ホントの最後に、おまけ。
えっ?
千歯こきオンリーの展覧会??
「千歯こき」という単語、久しぶりだなぁ。
でも、このポスターよくないですか?
このデザインに掴まれて、「見たい!」といざなわれた。
気持ちだけですが。

このコピーだっていいじゃないですか。
「仕事がはかどるギザギザ農具」を知りたくなっちゃいます。


【2013.02.09 Saturday 21:09】 author : chiewatabiki
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春散歩
この春、毎月の散歩写真をアップできなかったので、まとめて少し、「春散歩」。


前も言ったかもしれないのでしつこいけれど、花の満開状態よりも、蕾の姿を美しいと思う。
 
これも、花が開いたらきれいなのだろうけれど、蕾が並んでいる感じが好きだ。
蕾は、当たり前だが、開く前なので、先が尖って膨らみが豊かで、エネルギーを蓄えた形をしている。
生命の状態と形状がマッチして、美しく見える。

この花だって、
蕾の、エネルギーを湛えたこの形状と色がなかったら、つまらない花だ!
あ、蜂!蜂は蕾には来ないね。花だね。


春爛漫な花の季節に、人知れず開くモミジの花。
地味な花。でもかわいい。
花の右上に、さりげなくプロペラ。


この花は幼少時代を思い起こさせてくれる。
私たちの頃は、幼少期、女の子は綿のブラウス+プリーツの吊りスカートみたいな服装が多かった。
そういう服で幼稚園に通っていた。
その頃の、綿のブラウスやワンピースの胸元に並んでいたような花柄。
木綿の絞りの花模様みたい。
同年代以上の年齢の方にうなずいていただけるかどうか?


地主さんからレンタル中止を宣告された母の家庭菜園。
今ではモト畑。
野菜は育ってないが、半自生となったヤマイモが春になって
勢いよく伸び盛っている。
よしよし!
この春からは、自宅の庭がプチ家庭菜園になったので、
そのうち野菜の観察日記でもしようか。


5月、関西へ。
京都、レンタサイクルで行く道を急ぐ途中、
東山あたりで横目にぱっと飛び込んできた狛犬アリ。
だってこのヘンな笑顔だもの。
神社の由縁や祀られている神様の説明も読まないまま、とりあえずお参りした。

この狛犬のハッピーなお顔にあやかりたい一心で。


その後、念願の河井寛次郎記念館でひとときを過ごす。
奇妙な陶や木彫や金工の生き物に見つめられ、
お世辞にも落ち着きはしないけれど、
空間は不思議としっくりきて、面白かった。
このテーブルに使われている木は一木らしいけれど、
幹なのか、根ってことないか…、切株でもないか(?)…
そうなると相当な大木から採られた材なのか…。
木と陶のことにもう少し詳しければ、河井寛次郎の持ち物をもっと堪能できたはず。


そのあと、伏見で人に会う用があったので、何とか時間を取って伏見稲荷神社に寄る。
境内では、私が水銀朱の勉強会がらみで高ぶっていたからなのか、参拝すると息苦しくなって、独特の気に支配される。
だから、恐れのあまり、撮影はできない気がして、しないでおいた。
水銀鉱脈の名残かわからないけれど、赤いヘンな土が顔を見せていて、思わずほんのわずかの欠片を頂戴する。
お稲荷さん、ごめんなさい。
調べるつもりもないけれど、その欠片を辰砂だと思い込んでおく(その時読んでいた本の影響)。


大阪、京都、伏見、…時間が短すぎて、地図の地名を見ているだけでも、あと数百カ所は見て歩きたいと思った。
関西!待っとけよー、これから何度でも行くからなー!
各地の地酒飲んでやるから!!


【2011.06.05 Sunday 00:01】 author : chiewatabiki
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今日の「楽風」 パート2
(4月7日と12日に、うつわ、灯り、小物、補充しました)


今日も楽風に行ってきた。
周辺も少々歩いたので、「今日の楽風」+「浦和散歩」をアップする。

私のささやかな展示に看板を作ってくれていた。

中はこんな感じ。
半分がアクセサリー、半分がうつわ類、あと写っていないが一輪挿しを飾った台もある。

2階の小窓から見た桜。一分咲きかな。
でも、実際はこの写真よりふわっとどの枝でも咲きだしていて、おとといからたった二日で春そのものの庭になった。


浦和を歩いていたら、立派なお寺に出会った。
真言宗 玉蔵院という。
枝垂れ桜が満開で何重にも人だかりができていた。
楽風から徒歩10分以内と思うので、よかったら足を延ばしてみてください。

玉蔵院 浦和区仲町2−13−22


浦和には、民家も商店も結構古い建物が残っていて、歩くのが楽しい。


更にずんずん歩くと、浦和駅から徒歩20分以上あるだろうか、
別所沼公園に着く。
井の頭公園や善福寺公園みたいに、池(沼)の周りをぐるっと歩ける公園だ。
人が多くて写真に収めなかったけれど。
私にとっては、記憶にない頃から母の運転で連れてきてもらった場所だ。
幼少期は気付かなかったけれど、その沼の中ほどに弁財天が祀られていた。
弁財天の狛犬。
こんな笑顔な狛犬ってある?と思って、愛犬がころころ駆け寄ってきたみたいで思わず一枚。


お送りしてきました、ちぃ散歩ならぬちえ散歩、
いやぁー浦和ってほんとにいいですね、みなさんもいかがですか?では、また次回!
【2011.04.02 Saturday 19:28】 author : chiewatabiki
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1月散歩
いけない!月末になってしまった!早くアップしないと!
といっても、2月末日にようやくアップするのが「1月散歩」なのだが‥‥。
昨年はずっと休んでしまったので、今年は12回ちゃんとするのが目標だ。

仕事初め?出初式の練習?
正月の4日か5日に、消防署ではしご車が伸びていた。
かっこいいなぁ。
初めて見たので、「こいつは春から縁起がいいや」な気分になった。



梅、結構早く咲いてるな―。
日当たりのよい場所だから。
この枝振りが不思議だ。
普通梅といったら、まっすぐな枝が思い浮かぶ。
でもこれは、くねくね、ぐにゃぐにゃ。面白いな。


旧家っぽいお宅の、お蔵を守っている垣根。

横に回ってみると‥‥

薄っ!
高くて大きい垣根なのに、薄い!
私はびっくりしたけれど、写真でうまく捉えられなかったので共感得られないか‥‥。


すごい生ってるな―。
星降る空ならぬ、柿降る空という感じ。
1月中旬になってここまで残っている木は初めて見たぞ。
この数日前に柿大好きの愛犬が死んだので、
ここに連れてきたらヨダレがすごかっただろうなーと想像して
少し可笑しかった。


もう一つ、季節外れの実。
無花果がしぼみかけながらも、まぶしく生っている。
青空に黄緑がかっこよくて、アート作品っぽかった。


じゃーん!
盛りだくさんな写真でしょう。
私にしては珍しく構造物の多いショットだ。
しかも、今をときめく東京スカイツリー!!
隅田川に架りますのは、手前の空色が駒形橋、奥の赤橋は吾妻橋でございまーす。
対岸には、アサヒビール本社の有名な黄金のウンチが見えておりまーす。(バスガイド風に)

【2011.02.28 Monday 11:31】 author : chiewatabiki
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